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童心への回顧 [芸術鑑賞]

今日、TVで原田さんの話題を取上げていました。
見る度に何だか懐かしい雰囲気が湧き上がって来るのが不思議です。
福島の震災地で、原田さんの絵を見て涙ぐんでいた女性の気持ちが理解、共感出来ました。




原田さんとは、画家の原田泰治さんの事です。




自分の子供の頃には既に失われて久しい風景が、何故か懐かしく感じる。
何故なのでしょうか。
それが不思議なのですね。




プロの画家なのに子供みたいだけれど、緻密で繊細。
これが基本にあるのでしょうか。
ゆるゆるである画面構成と、曲線の緊張感の無い筆使い。
何処にも緊張感や苦悩が現れていない。
西洋絵画には存在しない描写方法だからでしょう。






画面を見ながら脳裏に子供時分の描いたらしい水彩画が想いだされました。
「ああ、これ描けばイイ。」
その瞬間に思えた。
自分の原点に戻ればイイ。
それだけなんだと思い当るのです。
必要な事柄の全ては未来ではなく、過去に残っているのです。
何かに挑んで開拓する事ではなく、失われた忘れ去られた物を取り戻すだけでいい。
気持ち事体が回帰であり、持ってる物を活かすエコである。
浪費しなくていいんだと思えたのでした。





これからは潜在意識にある、過去の記憶を探索しながら絵筆を進めればイイ。
素晴らしい出会いの気付きでありました。



何だか凄く楽しい気分です。





 

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