カラスの父さん

久しぶりに降った雨と喜んだら大雨だった昨晩。
今日も降り続けて河川の氾濫や斜面の崩落が懸念されます。
県道には土木部の職員が見回る姿が見受けられます。

そんな雨の中、普段なら雨宿りしてる筈のカラスが一羽、
重く湿った草原で何かついばんでました。

かなり近くに自分が居るのにお構い無し。
雨音で足音がかき消されてるのか、
それどころではないのか。?

ついばんでいたのは餌では無く枝、針金、プラスチック類の棒系統。
近くには送電線鉄塔。
巣作りです。

５月下旬には雛が成長する頃。
逆算すれば今が巣作りの末期。
結婚の山場でしょう。

野生動物は常に命の危険にさらされ、
明日をも知れない運命。
来年も子作り出来る保証はありません。
今出来る限り労力を積み重ねメスを呼び込む努力をする。
その真っ最中でした。
人間なんぞに構っていられないのでしょう。
雨なんぞ何程のものぞと言った場合でしょうか？。

春は気概の高まる季節なのでしょう。
自分はこれからも傍観者でいようと思います。