自動車小屋建築

車庫建築と言えば短いタイトルだけれど、
バイクも入れるから小屋にしてみた。
目的の物が入ればどうでも良い表現だけれど、
車一台以上入れば小屋かも知れない。

今まではパイプ式の小屋２棟だったけれど、
見栄えが悪いと散々に言われて小屋の建設となった。
雨露が凌げれば目的は達成されるのだから、
機能と価格を見比べるとパイプ式が有利だけれど、
立派さは無い。
それをドウ想うか。

親は田舎の人間だから世間体に凄く敏感。
自分が思う程に他人は自分の事を気にしないものだが、
一言に機敏な感覚を持つと際限なく周囲が気になるもの。

そんな親の子はバイクを乗り回しアチコチ出廻り、
東京に演劇の勉強に行き、地域に顔も出さず、
４０過ぎて独身貧乏なのだから世間体は最悪かも。
昭和の雰囲気も既に２０年近く過去のこと。
地域の掟を破る程でもないし、犯罪者でもない。
社会悪を裏で実行するでもない、
税金も保険もＮＨＫ受信料も滞納しない、
ある意味、善良な市民である。

立派な小屋も大雪が降ったらどうなるか判らない。
構造的にはパイプ式が応力が集中しない丸型で、
柔軟性に富む「柔構造」。
立派な骨組みの「剛構造」は特異点で一気に破壊する。
良し悪しがあるが、角の取れた丸い構造物の方が、
優しさがある様に思えるのだけれど。
価格も５０～１００倍位違うしネ。