見えない山が見えると [道すがら]
昨日は木枯しのように冷たい北風でした。
上信越の山々は連日降雪だったのでしょう。
普段見えない筈の標高2千m級の連峰が見えました。
とても神々しい雰囲気がしました。
これが幾多の神が棲む山々だと思えたのです。
美しい姿が登山者や観光客を誘うのでしょう。
午前中だけ太陽の日を受けて、雪面が輝いて山の存在を見せてくれます。
昼からは手前の山が日の光を遮って視認でき難くなりました。
木枯しで空気が入れ替わったレンズ効果も失われて、直線的に見えない筈の山は元の通りへ。
今冬は数回山の存在が確認できた貴重な冬となりました。
これも暖冬のおかげでしょう。
やっぱり暑い夏日 [道すがら]
天気予報の予想を越える暑さが続いています。
私は予報値を信じていなかったのでした。
ですから裏切られた気分を味合わなくて済みました。
毎年、春が短期間だけのようです。
もう夏の気分ですね。
昨年も大型連休前に真夏日になりました。
今年も梅雨が短い、乾燥した夏になるでしょう。
もう長期予報も、当たらない宝クジと同じです。
ガッカリする辛い夏が来るだけだと思うのです。
押し出されて [道すがら]
昨日のブログで、桜の花が長持ちしていると書きました。
もう今日は、花がすべて落ちて若葉の装いに変身しそうです。
昨日の暖かさで梢の若葉が一気に開きました。
目に新しい若葉の青です。
薄緑一色に変化し続けているのです。
花弁に水分が行くのが止められたのでしょう。
吸い上げた水は葉に届いているのです。
葉が茂り、光合成が進めば枝が伸びて成長するのです。
これが命の息吹かと、しばし見とれた私でした。
風が吹けば…… [道すがら]
風が吹けば桶屋が儲かる。
例え話では上記の括りですが、現代では医療系が儲かるのです。
一年通して、何かしらのアレルギー症状の出る時代です。
自分の場合は花粉症の飲み薬だけですね。
目薬は昨年から利用しなくなりました。
痒い時は水道水で目と鼻を洗うからです。
入った物は水に流すのです。
一緒に何が水に流れ出したやら……?
息苦しさ [道すがら]
もう桜が散り始めたのに、花粉症は治りません。
綺麗な庭の植木の花々も、素直に楽しめない。
「病気になっても病人にはならない」と素晴らしい言葉を頂いても、自分の心は晴れません。
病は気から病むのですね~。
大型連休が明ける4週間後に期待して、気に病んで生きることにします。
生き苦しさよりも、息苦しさです。
それが春なのです。
良く晴れた空の下 [道すがら]
今風な大人童謡の歌詞ではありません。
今日はタイトルそのままの、静かな春もようなのです。
こんな心の我和む春が何度か訪れました。
今年は平和な春を何度も楽しんで来られました。
その分だけ未来に暗雲が立ち込めている気がします。
まあオッサンの懸念なんぞ、誰も聞く耳持たないから戯言ですが……。
近所の枝垂れ桜や柳桜も蕾が大きくなって来ました。
また花見を楽しめそうです。
黄色の群れ [道すがら]
学校に新入生が来て間もない時期です。
黄色いストローハットが眩しく道を行き交います。
上級生が新入生の手を引いて、通学しています。
今は静かに一列で歩きますが、月末には乱れ歩くでしょう。
連休前後が危険な、交通事故期間になるのです。
今年は10連休なので、学校もお休み。
新しい秩序を身に納めるに困難な年となります。
本格的に雪模様 [道すがら]
信じられない光景の一日です。
桜が散り初めてから雪を見たのは、四半世紀くらい前でした。
あの時は、大型連休の中盤だったでしょうか?
記憶が曖昧ですが、懐かしいニオイがしてきます。
気温が高めなので、積もらないと思いますが心配になります。
山には雪が [道すがら]
桜が満開になって花びらを散らす今日です。
春の風情を満喫していたら、山に雲が掛かりました。
その雲が退いたと思えば、頂一面が白いのです。
もう頂では山ツツジの蕾が育っている頃です。
それが降雪です、驚きましたね。
天気予報では、明日は真冬になるらしいです。
あの雪は、このまま根雪になるのでしょうか?