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だめ出ししなくちゃ? [本・執筆]


 
あえて避けていたのがダメ出しの手法です。
推考といっても差し支えありませんね。
見直しよりも深い意味合いの方での推考です。
 
苦心惨憺して一気書きした作品を、切った張ったしたくないのです。
出来た作品は、自分自身だと数ヶ月くらい思えてならないからです。
 
でも小説や脚本の指南書には、見直しにこそ時間を掛けるべきと唱っています。
書き上げた作品は、初期試作品なのですね。
 
何事も先達の知恵が指南書や技法書に反映されています。
真摯に受け取っても心の底では反発するものです。
それが人間の個性という特性でしょう。
 
気持ちを切り替え、考えを改めるには長い年月と失敗に反省の積み重ねが必要です。
君子豹変できるのは、人知を越えた人物くらいでしょう。
 
ならば職業意識として、習慣・因習にするしかありません。
だからこうした行動や意識を、宗教と呼ぶわけですね。
 
正しいモノは正しいので、受け入れねば成りません。
凡人が人並みになる最終手段が見直しなのです。
 
ああ、辛い決断です。
これが作家への、第一の困難なのでしょう。
 




 

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