風の便りに聞く [コラム・ぼやき]
作品のタイトル話や、噂の類ではありません。
状況を考えると、この現象が結構解決策を持って来てくれます。
何時もの創作活動に関しての状況分析です。
比較的、若い頃から妄想体質でした。
頭の中で、悶々と物語を紡いで来たようです。
思い返すと、未就学時期から話を作ってきたみたい。
幼児が御飯事したり、人形や玩具と対話したりするものです。
自分はそうした一人遊びを良くしていたと、今日思い出したのです。
その思い返しも、風の中で記憶が蘇りました。
北風が強烈に拭くと、建築物や樹木に当たって音を立てます。
これが言葉では無い情報として、耳から何かを喚起してくれます。
温かな小春日和の元に佇んでいると、アイデアが思い浮かぶ。
特に何も考えていない時に、舞い降りて来ます。
これら自然現象を、天使の囁きだと思っているのです。
実際に思い描いた時は、常に風が吹いている自然が沢山ある場所です。
都会の雑踏ではありません。
東京で活動していた時は、何も思い描いたことありません。
常に田舎の静かな場所でしたね。
そうして今日も、昼食を取っていた時に降りて来ました。
過去読んだ作品群の中に、答えがあると囁いてくれたかのようです。
あ?
こんな感じで気が付いて、出だしが決まりました。
天啓の一つでしょうね。
何も考えない事で、何かを得る。
新世代心理学のマインドフルネスです。
大昔の宗教行動では、禅と瞑想です。
考えても思い描けない時は、何も考えない。
脳科学的にも、沈静化ホルモンの分泌に当たります。
余計な考えを全て捨てる行為です。
今風に言えば、思考の断捨離になるでしょう。
資料を読み漁って、着想を得ない場合は全て忘れ去る。
人間の思考は、忘れようとすれば覚えてしまいます。
覚えようとすると記憶できない。
そんな矛盾に満ちた機能を持っています。
忘れようとすれば、必要な物だけが残って、要らないモノは零れる。
週末から手掛けられそうな気がして来ました。
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