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電池交換して思い知る [コラム・ぼやき]


腕時計の電池が終わりました。
現代では時計を身に付ける人が少ないです。
携帯電話以降、時計は手持ちのスマホで確認する時代です。
すっかり過去の遺物に追いやられております。
 
腕時計のデジタル化が進んで、超小型ボタン電池が進化しています。
電池寿命が延びました。
時計内部の機械も、省エネ化が進行しています。

だから突然止まったのです。
だんだん遅れて、気配を発することなく絶えました。
突然に倒れるように、動きが停止しました。
驚きましたよ。

先週に枕もとの目覚まし時計が破損したばかりです。
30年以上連れ添って、自壊したのでした。
捨てられずにオブジェと化しています。
新たに採用されたのは、100円均一の時計ですが、正確に動いています。
これも驚きでした。
とんでもない価格破壊、デフレ商品です。

そして腕時計の電池も凄かった。
何時購入したのかわからない100円均一の買い置き電池です。
2個組で片方は使い終わり、黒色化しています。
電池のサイズ確認もしていませんが、偶然同じサイズでした。
この手のムーブメント基部は、統一設計の汎用品らしいと推測されます。
テレビやパソコンが、統一化しているのと同じです。
一銭単位でコストダウンすると、グローバル化して同じ製品に行き着く。
全てが互換性の塊になります。

最近は老眼とブルーアイにドライアイで、夕方になると細かい字が読めません。
時計の電池も見た感じ同じで、文字の確認は虫眼鏡で見ても不明でした。
入れてみたら同じだったと感動したのです。


感動すると同時に、恐ろしくなりました。
多様性の失われた製品は、突然共倒れして消滅する可能性が高いです。
現代のバナナ問題と同じですね。
絶滅する危惧が立ち起こっています。
怖い事なのです、行き過ぎた統一部品、統一製品に近似農作物です。
ある日突然に、麦や米が絶滅するかも知れないのですから。


時計を見て感じた、不安を記事にしてみました。
あ~目が辛い!


 

 
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