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心も空模様と同じみたい [コラム・ぼやき]


昨日はつまらないブログを書いたものだと後悔しています。
後悔しても修正や削除をしないのは、思ったことを書いたからだと思っているのです。

でも、この手の話を書くとPVが一気に低下するのです。
回復するのに半月くらい掛かります。
固定客の方が逃げ出して、一見サンも訪ねて来なくなるからです。

このブログを立ち上げた頃は、芝居や演技に傾倒している頃ででした。
ちょうど趣味の切り替え時期でした。
十年ほど昔のことでした。
前の趣味や生き甲斐に、一定の成果と到達感を得て、次世代を模索していた時期です。
偶然の出会いで、新しいことに挑戦し始めて、実感を得ていた頃でした。

あの頃は、稽古や練習から多くの気づきを得ていたのです。
それを文面に多くしたためていたような気がしています。
中年でしたが、今思い起こして若気の至りなブログだと思っています。

が、違っていましたね。
読み返してみたら、そんな事を書く機会は稀でした。
どうでも良いけれど、自分の選眼の出た雑記になっていました。

きっと趣味に特化して、思いの丈を書くと、来訪者が減ってしまったのでしょう。
それで身辺雑記にして、普遍性の高い題材を選んで書いていたみたいです。
今と変わらない思考と行動のブログでした。

それに書評なども書いていましたね。

自分で創作活動してみると、驚愕の事実に足が震えます。
書評が如何におこがましい行為なのか理解したのです。
読む放はお気楽ですが、書く方は真剣の塊なのです。
読んで大したことない文面でも、著者は大きな苦悩の最中で執筆しています。
読者目線の残酷な一面を知るのです。

でも、それがプロなので嫌なら辞めましょうと、小説指南書に書いてありました。
読者に作者の苦悩は関係のないことなのですね。
読み手は自由に作品を選べるが、作者は読み手を選べません。
書き手の技能具合もあります。

芝居や演技に夢中になっていた時に感じた事実があります。
見ている人には、単なる暇潰しでしかないのです。
演じての苦労は、どうでもいい事実なのです。

ドキュメントだと、その苦悩が売りになるのです
でも、創作品には無用な味わいです。
余計なトッピングですね。

一緒にすると気持ち悪いのは、料理と同じです。
美味いもの同士でも、シャンルが違う物であると、気持ちの悪い食事になる。
食べ合わせの妙です。

移ろい易く、定まらない自分がいるだけです。



 
 

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