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ヒステリー老人 [コラム・ぼやき]


立つ鳥跡を濁さず
このような諺がありますが、実際にこう行きません。
鳥は飛び立つ際に脱糞します。
人も老害を与えてしまうもの。
晩年を汚すのが、世の常全般の事柄でしょう。

今日は朝から癇癪を起した老人がコンビニにいました。
傍若無人に大声を張り上げて騒いでいる。
今風に言うならクレ-マーです。

周りから見ると、惨めで見っともない者に見えます。

きっと若い頃から騒ぎ立てて来たのでしょう。
老人化すると頑固で融通が利かなくなるもの。
これは脳の硬直化が原因だそうです。
更に脳障害が起きると、症状が一気に悪化するらしいです。

性格破たんしている人物が、老化すると大声を出して騒ぐものです。
耳が悪くなることで、普段から話し声が大きかったりします。
耳の悪い老人が、唯一衰退しないのが声だったりするわけです。
それで公衆の面前で惨めで哀れな醜態を晒すのです。

脳の機能低下が、羞恥心を奪い去る。
従ってバカ犬が吠えるような状態になるのですね。
つまり犬畜生です。
生きながら、畜生道に堕ちているのです。
生きる屍、ゾンビ、キョンシーです。

キョンシーなんて言葉、若い子は知りませんね。
中国の土着宗教に道教がありますが、それに出て来る死人がキョンシー。
どんな漢字を充てるのか、もはや忘れてしまいました。
昭和時代に、中国コミックホラー映画で流行したのです。
日本にも道教は定着していています。
地獄の裁判官である閻魔大王は、道教からの謂れです。
マンガの『ドラゴンボール』で馴染みが深いキャラクターです。

老害そのものですが、騒ぐ年寄りの姿は未来の自分達でもあります。
身体の衰退や、病の進行によっては皆に現れる可能性が高いのです。
羞恥心や誇り、尊厳に正義感と倫理観も、しょせんは脳の機能現象です。
脳が機能不全になれば、行動がおかしくなる。
誰でも生きるゾンビになるのです。

悲しい現実です。




 

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