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古本書籍 [雑多なこと]


最近は出典本数が多いので、重版が掛からない本が多いです。
最初の出荷次第で天国と地獄が決まるみたいです。
なので気に掛けていた本があるなら、即買いしないと二度と手に入らなかったりします。

でも同じ価格で電子書籍があっても買いたくないものです。
試し読みをパソコンでしてみると、全く魅力に欠けてしまいます。
書籍は紙本で読む前提で制作されて、百年の実績があります。
箸の使い方と同じく、一旦身に付いたら他の媒体では読みたくないです。

電子書籍は発光画面なので紙ではありません。
自発発光しない液晶式もありますが、同じ事ですね。
下地の基盤と液晶の浮かぶガラスとで、数ミリの隙間が在り目の焦点が合わない。
これに違和感を感じるのです。

これもの脳の癖ですから、問題無い人には問題ありません。
違和感を感じたらもうお終いですね。
私は違和感を感じる派です。

そんな愚痴も何時か解消されるかも知れません。
それが技術というモノです。

出版はかつて活字にインクでしたが、今はレーザでトナー焼付けです。
手触りも違いますし、文字の擦れも少なくて読みやすいです。
文字の大きさとか、行間・文字間の隙間具合とか、進歩しています。
紙の質も変わって酸化し難いので、保存状態も良いですね。
紙本の持つ質感は、読書の喜びを増します。

紙本は死なないでしょう。
どんなに電子書籍が発展しても、無くならないです。
それよりも無駄の省ける、配本の仕組みが変わるでしょうね。
印刷所と書店の距離が縮まるでしょう。
プロ以外の、同人誌や個人出版が流行るかも。
手に取る品の持つ、衝撃度は情報と違います。
絶版本が無くなる可能性もあります。

出版社の在りようも変わるでしょう。
これも通販の発展があるからこそですね。

自費出版が安価で安易になれば、ローカル出版の時代になるでしょう。
もうたくさんの本が売れる時代ではありません。
雑誌だってそうです。
流行に流されない人が増えると、中央指導型の流行も薄くなるはずです。
無意味なブランド崇拝が弱まるのですから。


そんな風に考えると、何もかもが新しい風に吹かれる可能で胃があります。
未来はきっと楽しいものかも知れませんね。


 

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