一つで、二つができて [お稽古・勉強]
一つの素案から、幾つもの作品が生まれます。
素案の事を、モチーフとかテーマとか呼ぶべきか理解できません。
何となくでしかないからです。
切っ掛けだと説明できる程度です。
少し前に書いた人の組み合わせを、ほんの少し操作しました。
そこから起案が浮かんで、物語になったのです。
その物語を尺で換算して、アレンジしたら別物に仕上がりました。
型枠が決まると、同じ品が別の商品になるのです。
ケーキやクッキーの基材みたいなものですね。
小麦粉に水を入れて練ったら、うどんになったりパスタになったり。
ピザの生地や、餃子やワンタン……。
実際の材料は微妙に違っているけれど、根本が同じ。
同じだけれど、行く先は違って皆よいモノなのですね。
今週は、そんなことやりながら感しいっていたのです。
物語も結局は料理みたいなモノ。
作れば作るだけ、レパートリーは広がります。
アレンジも増えるし、見た目もかけ離れて行くのです。
そんなに多くの事を、ガツガツと学ばなくても、先の広がりが期待できます。
恐れないでもいい訳ですね。
進むほどに広がって行けるのです。
立ち止まって考えて、動けないよりは、見切を付けて歩んだ方が良いのです。
話のネタを考えて苦悩するよりも、アレンジで膨らませた方が仕上がり良好です。
手元にあるモノで、作品を作ればいいのです。
知らないことに、無理に挑戦しなくていい。
挑む時には、きっと既知になっていることでしょう。
来るべき時に向き合って、取り扱えばいいのですね。
何とはなしに、少し理解して自信が付いた私でした。
これも継続して練習しなければ、気が付きませんでした。
やってみる方が、吉なのですね~。
コメント 0