焦る気持ち [コラム・ぼやき]
街中に卒業した高校生が、受験を控えてプラプラしています。
自宅で勉強しなさいと言いたい気分ですが、他人様の事です。
ましてや鑑賞されたくないお年頃です。
遠巻きにみて、ウザったそうな視線を送って見過ごす私です。
もう推薦で合格しているから関係ないみたいなお気楽な子供らもいます。
見ていて気分悪いですね。
関係ない立場ですが、妙に心をザワ付かせる存在です。
この先に良い事なんてないのです。
一瞬のお気楽さに酔っているだけです。
大人はこの先の事を理解しているから、迷惑に感じるのでしょう。
気楽に構えている分、奈落に落ちた時は、落差が増すのです。
痛みや苦しみが、増えるだけでしょう。
冷静になって、次を見据えて準備が必要です。
しょせん試験の後の事は、到達点ではなく通過点です。
大きな節目で重大な思い出ですが、単なる見晴らし場です。
見上げれば山は高く、道は遠い。
浮かれている場合ではないのです。
先の道行きが想像出来ても、伝える術もありません。
経験しないと理解出来ない。
後悔は先に立たないのですから。
アドバイスは失敗してから理解できるモノ。
年長者の苦言を理解できる若者は、もの凄く優秀な人物なのです。
大抵の人は、痛い目を見て成長するもの。
健闘を祈るばかり。
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