椅子を所望したい

毎日ブログを更新している学習机。
思えば小学生時代からの付き合いです。
今住んでいる30年越えの自宅よりも、付き合いが長いのです。
　
自宅には家より古い付き合いの家具が多数ありますね。
これも戦中生れの親の影響でしょう。
新しいの買いなと言われても、返事をするだけで実行に移せません。
丈夫なスチール机は問題ないのです。

引き出し類は錆びてきましたが、穴も開かないし塗装の剥離もありません。
擦れるレール部に錆が浮いているだけです。
吹いても落ちないシミや、紫外線で退色した塗装の建材。
　
でも椅子のキャスターは、ベアリングが壊れて取り外しました。
傾いて座ると、お尻の具合が定まりません。
タイタニックの沈没し始めみたいに、流れる乗客。
そんな気分になるのです。


大型のホームセンターで、最新式のメッシュ背もたれに座るのです。
快適性を実感しつつ、買って帰ろうと思うのですが、辞めてしまうのです。
未だいいかと感じて、気分が萎えてしまいます。
５千円も出すと、相当座り心地の良い椅子が手に入ります。
ビジネス用品は日進月歩で、価格が下がり商品価値が増すのですね。

今日もお使いで大型スーパーに行って、椅子に座り気分を味わっただけで退店しました。
貧乏性は抜けませんね。

物は５０年くらい使うと、妖怪になるのだとか。
自分の座る椅子も、もう少しだけ修繕して使えば妖怪椅子になるのかな？
そう考えると楽しみでもあります。
年金貰える前に、妖怪変化するかも？

期待しながら時を過ごしましょう。
　




　

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