空想の世界へ? [運動・ヘルス・ダイエット]
週末に欠かさず歩くようにしています。
夏場の芝居で膝を痛めて中断していましたが、今月から再開です。
それまでは、歩き初めで痛みを感じて、戻って来ていたのですから。
それでも歩いて戻れなくなるのは怖いので、近所を廻るだけです。
近隣を何周もするのでは面白う無いし、近所の目もあります。
だから足りない距離は、グランド周回で補っています。
それにアスファルトより、土の方が膝に優しいです。
歩いていて実感する痛みの強さが、安心感を呼び覚ましてくれます。
昨日書いたブログの様に、疲れる前に休憩入れます。
ベンチに座り、膝を擦って痛みの深さを確認しています。
すると時間経過が一気に進んでしまう。
膝の状態に意識が行き過ぎて、時間の流れを忘れているのです。
時計を見て驚くのでした。
温まった体も冷えていて、休み過ぎだと反省。
休日で時間に余裕があると、思考が間延びして時間配分を意識しません。
これを反省するのです。
無意識の世界に居て、舞い戻る感覚です。
浦島太郎の気分はこんなモノかと想像しました。
普段から時間間隔に気を使っている反動で、休日に時間感覚が鈍る。
もしくは消失しているのです。
一種の瞑想でもありますね。
体の一部に意識を集中する瞑想方法があるそうです。
日本の瞑想術は意識や脳に向いています。
古典仏教の国では、行動に意識を向ける手法があるそうです。
悟りを開くよりも、混乱した思考や精神に効果があるそうです。
イライラ、モヤモヤがあるのなら、憂さ晴らしよりも、運動系の瞑想が効果的なのでしょう。
ヨガにも通じる手法かも知れませんね。
行動に意識を向けることで、脳と体の伝達系を修正するのですから。
散歩に行きながら、以前に感じていたことです。
歩きに集中すると、雑事から解放される事実です。
脳と体の伝達不具合を、運動によって修正していたのでしょう。
文人や芸術家も、散歩を愛用し活用していたとのこと。
散歩は何にも増して、有効な技法なのでしょう。
現実界で、空想界に通じる。
散歩の楽しみ方が、一段進化したようです。
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