伝記モノを信じて [本・執筆]
小中学生の頃は偉人伝を読むのが好きでした。
本読むのが大嫌いで、漫画しか読まなかったのです。
でも偉人伝だけは読めたのです。
不思議ですね。
でも学校にある偉人伝などは、御都合主義の塊りだと最近気が付きました。
馬鹿だと思いますが、信じる者は疑わないのです。
人はそのような特性があるのですね。
最近になって物書きをするようになり、常識さえ疑ってしまいます。
愛深き故に憎む。
そんな反動かも知れません。
物書きの切っ掛けに、疑いから出ると、書き出し易いですね。
結論的な執着地点が見えているから安心できます。
常識に帰れば読者は安心します。
創作で重要なのは、安心して読み終われる事でしょう。
学術書や論文なら、常識を引っくり返すと、勝ち名乗りを上げられます。
博打みたいなモノでしょう。
勝ち残ることが重要です。
エンタメ類は負けて殲滅しないことが重要です、
何らかの希望が残り、次への期待が抱ければいいです。
もちろん、真逆な作品でもいいです。
自分はカタルシスが解放されるより、溜まる方が好きですから。
天邪鬼になっている面が大きいです。
子供の頃の漫画は悲劇的な作品ばかりでした。
今は真逆ですね。
未来に希望が持てない時代には、明るい未来のお話しがいいのです。
幼少の頃は、日本が大発展する時期なので、悲劇が好まれたのでしょう。
今そんな作品を世に出せば、総スカン食らう事になりかねません。
Jホラーが流行った時は、プチバブルや回復期でした。
今は低潮期でどん底行きの真っ先中です。
昨日書いた通りに、修作は陰々滅滅になりガチです。
これらの仕上げをして秀作にするのは、怖いモノ見たさが増した時で充分。
しばらくお蔵入りになります。
永遠にお蔵入りしないように、夢だけは持って待ちましょう。
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