舌切りオヤジ

今週から舌が少し腫れぼったいのです。
季節の変わり目で、体調不良未満な状態なのでしょう。
漢方用語では未病と云われる状態かも知れません。

それが原因で、昼食時に軽く舌を噛んでしまいました。
表面の一部が剃刀で切ったように、薄く切れました。
痛いのと痛くない中間ぐらいの感覚が舌に残りました。

少しだけ口内に鉄分の匂いが充満したのです。


以前、犬歯で大きく噛んでしまった後に、舌が傷の炎症起こしました。
少しだけ晴れたのです。
腫れ物になって、歯列からはみ出しそうで、また同じ場所を翌日噛んだのです。
一週間内に３度噛んで、肉腫になりました。
以降、肉腫を何度も噛んで口内外科で手術して、切除したのです。

将来、浮腫ができて癌になるとイケナイと云われての事です。
可能性の話しですが、半世紀も生きると現実味を覚えます。
切った張ったが大嫌いなのに、簡単に承諾した私。
術後に麻酔の回復が早くて、激痛でのた打ち回りました。

痛みの影響で仕事も支障ばかり起きて、散々な目に逢いました。
そんな困難時に口が利けない。
マトモに喋れないのです。
不幸のどん底に落とされた気分になったものです。
悪夢の思い出、黒歴史です。

何かの拍子に舌を噛んでは、トラウマが思い起こされる。
不幸の象徴、忌諱なのです。

舌の痛みが引いて、悪い思い出スイッチが消えることを祈るばかりです。

落ち着いて食事しましょうね。




　

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