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水素燃料なのか! [TV番組・映画]


今日は昼頃にDVDで映画鑑賞。
切っ掛けはタイトルにある水素燃料です。
先月に、子供向けに書かれた本で、燃料電池に興味を持ったからです。

明日で終わる東京モーターショウ―にも、燃料電池車両があります。
前回位までは、エネルギーにまつわる騒動で注目されていました。
未来の車が燃料電池車でした。

でも、世界景気の後退で石油が暴落気味。
燃料騒動も一段落して、注目が今一つですね。

その頃に企画された燃料電池って何?
解説書に書かれていたのが「007の慰めの報酬」
ボリビアの悪党が住まう砂漠の基地が、燃料電池で稼働している。
そこで水素タンクが爆発して、007が大活躍。

でも本には、あんなふうに燃料スタックは爆発しませんとありました。
映画では大火災になりますが、考えれば水素が爆発しても一瞬だけです。
建物が延焼しても、木造家屋みたいに、何時までも綺麗に燃えませんね。
基地も一見するところ、ALC系の建物です。
アクション映画の約束で、ボウボウと燃えていました。

事実無根であっても、素人目に見せればそれが定説になります。
311の災害で、福島原発が水素爆発しても、火炎は上がりませんでしたね。
水素が燃えれば水に成るだけです。
目にも止まらぬ一瞬の炎でしょうね。

かつてナチスの象徴だった、飛行艇が燃えたドキュメントがありました。
水素で浮いていたので、火災になったというアレです。
当時の技術だと、水素漏れ起こして浮いていられないらしいです。
石油系の揮発ガスを大量に入れて浮かせていたらしいのです。
だからスローモーションのように延焼して行ったらしいです。
事実と実際の違いがあるのでしょう。

赤い炎は燃焼材に、赤い色の出るイオン物質を混合するのですね。
実際の戦争で真っ赤な炎が上がったのは、大昔の事です。
第二次大戦やベトナム戦争時代の揮発油系燃料の時代。
現在のミサイルが着弾しても、真っ赤な炎は一瞬で、ほとんど見えません。
ドキュメントや演習のニュースでもお馴染です。
映像に事実の重圧があっても、見た目の迫力は一切ありません。
ハリウッド映画等の、演出物だけですね。

科学的な知識を入れてしまうと、紛争系のアクション映画が空々しく見えてしまいます。
これなら本格ミステリーのゾクゾク感がいいですね。
昭和の怪奇映画とか、白黒映画のゴジラ等がいいです。
心の底に恐怖が滲みて来ますから。

人の性を前面に押し出す方が、文学系には強い刺激です。
火花バチバチなら、日本の特撮怪獣映画の方が気分良いです。
人が『頑張ってる感』が伝わって来ます。
CGが入る程に、画面が綺麗に見えても、ゾクゾク来ないのです。
役者として『無対象行動』の善し悪しが、透けて見えてくる。
演技経験者の肥えた目が、嘘を見つけて、空々しさを生んでしまいます。
チャンバラ映画を見慣れた、昭和日本人の五感が訴えてくるのでしょう。

先日テレビで、空想チャンバラ漫画が実写化された作品が放映されていました。
一瞬見て、番組回してしまいました。
竹光チャンバラの究極映像に、白けた訳です。
幾ら漫画演出でも、鋼鉄の刃をあんな感じで振り回したら、嘘丸出しでガッカリしてしまう。
しかも優男が振り回すから、滑稽にしか見えないのです。
平成新時代感覚について行けません。

今後はあれが主流になるのかも知れません。
ならそれで、嫌なら見なければいい訳ですね。
見る物が無くなっちゃうと、自分を心配する始末です。

新しい技術が出来ると、常識が真実として見に着くには、多大な時間と機会が必要です。
映像演出で大袈裟に見せて、真実だと思わせるのはプロパガンダです。
虚偽洗脳ですね。
だから恐いのです。

そう思うと、違う意味でアクション映画が恐く見える。
作り手の洗脳がどこまで効果あるのか。
映画館を出る客の表情見て、血の気が引くのかも知れないです。
このブログを書きながら、恐怖が忍び寄って来そうです。




 
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