オバサンしてる? [本・執筆]
創作していた作品にみられる特徴です。
自発的ではなく、無意識に書いているのですが、元気なのです。
出てくる中年のオバサン連中は、皆元気です。
地元が「おっか~」文化の土地柄だけではないでしょう。
悩んでいる人が、元気一杯だと話になりません。
舞台演出でも、どこかに大きな影を作らないと悩んでいるように見えません。
登場人物に元気を注入するのが、何処かのオバサンだったりします。
主人公の母親が元気一杯だったりしますね。
オバサンの生き方スタイルは、無駄に元気なのです。
お笑い芸人のウケがイイのは、ムスメではなくオバサンです。
大口開けて、歯を見せ唾飛ばすのはオバサンです。
バカ娘でも大口開けて、唾を飛ばしたりしません。
何処かに羞恥心があるものです。
実際のオバサン達は、元気だったりそうでなかったりします。
家族の悩みで疲れている人が多いもの。
そんな気がするのです。
でもテレビの中継で商店街が映ると、元気なのは商店街のオバちゃん。
農協、漁協のオバちゃんです。
必然、物語に登場する中高年はオバちゃんです。
オジちゃんでも、爺さんでもありません。
豪快に笑ったりもしません。
ステレオタイプとか紋切型でもありませんが、物語を掻き回すのはオバちゃんです。
酷い事を無意識にするのはオバタリアン。
愛情で邪魔立てするのも、オバサンです。
もう配役と設定は固定化されているようなもの。
何の作品作るにも、オバサンは欠かせないのです。
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