臆病風

あともう一歩っと感じるのですが、踏み出せない気持ちになります。
大昔から一線で退いてしまう癖がありました。

そのお陰で、バイクでは大怪我をしないで現役を引退できました。
命あっての物種です。
思い出を語れるのは、生きてこそ。

何度か自信を持って限界を超えた事があります。
壁を抜けると言われる事例ですが、実力以上は危険な状態です。
実力は徐々に上がって、出来ない事が何とはなしに超える事ですね。
危険を感じて、恐怖を感じているのは、危ない立ち位置です。
危険を感じても、十分に対処できると思った状態が望ましいでしょう。
一か八かは無になり易いです。

基本的に臆病なのが、成長著しくない原因です。
でも笑って終える方が、勝利に歓喜するより大切です。
凡人に取って、無事之名馬が重要です。
歴史に名を残すような自分物になる必要も無い。
そんな人間は、天才に任せて置けばいいのです。
凡人の在りようとして間違えて居るでしょう。


若い頃にコレらの事を書くと、負け惜しみとか言われます。
でも中年期後半になれば、ウンチクの類に入るでしょう。
１００歳越えれば、格言になります。
負けても長生きして、勝って早死にした連中を分析する方がいいのです。

まあ逆の生き方も否定はしません。
創作活動のネタに使えるからですね。
幕末の志士なども、これに入る。
氷川清話の立場と言えばいいのでしょう。
若いもが人生を聞きに集まること間違いなし。

その意味で、中年期早目に創作活動に入ったのは理想的です。
充分に技法を習得できるでしょう。
文章書きは若年時代から、些少ですがやって来ました。
下地の基礎くらいの機会も得てきました。

雑誌投稿が、何度も採用されたりした経験があります。
体を動かすのが得意で、文章も得意な人は少ないのです。
余計を排除しないと、両立してしまい、頂点に立てないのも理由でしょう。


臆病者は最後に笑う。

これで活きたいなと思い立ったのです。




　

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