木枯らしに吹かれ [道すがら]
ひと月少し前には、気温が30度近くありました。
日記を確認すると、先月の末は雨で気温が20度前後。
秋と夏が交互に入れ替わっていましたね。
それが今日は北風です。
冷たくないけれど、乾いて砂埃を立てる『木枯らし』です。
木枯らしを感じると『木枯らし小僧の貫太郎』の歌を口遊んでしまします。
文学少年なら『風の又三郎』でしょうか?
一五夜も過ぎて過ぎて、秋本番だと実感するのです。
今日一日中、薄手の長袖服で通してしまいました。
もはや夏の雰囲気は一切ありません。
遠方に畑から舞い上がる砂埃を見て、冬が来たのだと思いました。
先遣隊だから、冷たい木枯らしにならないだけ。
風の威力は十分に持っていますね。
街全体に砂埃を浴びる位なのですから。
こうやって緑が枯れて色付き、素敵な紅葉を魅せてくれるでしょう。
後一月もすれば、いたる場所で木々が色付く筈です。
山に行かずとも、街で紅葉が楽しめる。
待ち遠しいです。
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