書き留めが来た？

自宅に書き留めが来ていました。
誰も自宅に居ないので、不在伝票が投函されていたのです。

伝票見ながら思ったのです。
メンドクセー。
読者の人もそのように思ったでしょう。


昔なら電話一本でした。
ところが今は自動選択式のデジタル待ち受け。
もしくはインターネット受付です。

選択肢が増えて便利になったと考えるのか。
選択肢が増えて面倒だと感じるのか。
私は後者なのです。


昭和の時代の自分なら、前者でした。
そのような仕事にも関わりのある仕事にも携わりましたから。
明るい未来はデジタル技術で！
信じて疑わない若いエンジニアの私がいたのです。

いざ実際に実現してみると、無機質で妙に疎外感がある。
だから面倒でも無いのに「メンドー」と感じる私がいます。
「人の温もり」が如何に重要だったのか、今更思い知るのです。
人嫌いで孤独が好きな割に、サービスは人でしょう！
と考えている。
タッチパネルとか見ると、ウンザリする訳です。


夜の配達希望を電話して来て貰いました。
ハンコ押して不在票も渡し、書き留めを貰う。
「ごくろうさま」と声が出る。
考えてもいないのに、自然に言葉を発する。
自分でない自分がいる訳です。


これもインナーチャイルドの仕業でしょう。
心理学で学んでいる、潜在意識の一つです。
インナーチャイルドが喜んでいるのならそれでいい。
顕在意識の自分は、自己のホンの一部ですからね。
皆さんも、自分もしらない自分が隠れているのです。
その一端を発見した私でした。


　

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