郵便が届く

通販で品物を購入した場合です。
全国の何処かにある倉庫や拠点から品物が届きます。
間違いなく近所ではない。
その可能性が無くはないでしょうが、極めて稀。

近所に拠点があるとすれば、郵便局とか宅配業者です。
毎日、荷物の集配を行っています。
そして近年は小さな集配所が増えました。
地元の力を最大限に活かす仕組みが、その傾向を強めているみたい。
特に最大手は、行政に睨みを効かされているので、法令順守の意識が強いです。
これも一つの、規制強化の一つですね。


先日購入した品物の、発送通知がメールで届きました。
発送しましたとあっても、一週間以内に来ることの方が少ないです。
送料を抑えると、ついでの搬送ルートに乗るから、何時届くやら。
日本全国の何処から送って来るか、見当もつかない。
急がせれば、別料金で持って来るでしょう。
急ぎの品は、近所で無理して探して手に入れるのが自分流です。

昔に、書店で書籍依頼をするのと同じように、時間が掛かる。
気長に待つのが、通販というものだと意識化してきたのです。
慣れでそう考えるようになりました。


ところが金曜の夜に注文して、土曜日に発送メールが届いた。
そして今日の昼に荷物が来た。
一連の素早い流れでしたが、配達した郵便局員に聞いてしまいました。
「どこからの荷物ですか？」
記憶の呼び起こしタイマーは鳴っていないのです。
品物が記憶の外でも仕方ない。
『送り付け詐欺』のニュースも聞いています。
心当たりの無い荷物は受け取っては、イケナイのです。
それが社会人の常識になりつつあります。

送付者の名前を言われて思い出したのです。
「はいはい、」
「大丈夫ですか？」
印鑑を押して荷物受け取りました。
雨の影響で自宅に居なけりゃ、再配達か受け取りに行かなくちゃイケナイ。
面倒が減ったのは、天候悪化で気分が萎えたオカゲです。
運の巡りが、結果的に良かった訳ですネ。


配達員には、間抜けな返答しましたが、用事が済みました。
想定外で戸惑ったのですが、天の催促だと考えることにします。



　

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