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煙が目に沁みる [芸術鑑賞]


この時期は煙も刺激物です。
燃え残ったカスが埃の成分です。
ダイオキシンなどの化学物質で構成されている分子。
体内に入ると免疫細胞が刺激されます。
ですから、花粉症のこの時季に嫌う物質。
煙草、たき火など、燃え難さを争った結果が煙なのです。


本日は舞台鑑賞。
スモークをドライアイスで作ってくれるなら目に刺激はありません。
でもスモークマシンを使うと、目や鼻に効きます。
ムズムズ、チクチク、グジュグジュです。

泣くようなシーンでもなくたって、涙が頬を伝います。
実際に辛い思いをするのですから、泣いてもおかしくないでしょう。
体が辛いのですから。
演じ手に共感して悲しくなっていなくても、自分で悲しいのです。
泣いてもいいでしょう。
「目が痒いよ、鼻が痒いよ」ですからね。



昔はスモークマシンは高価なので、素人は使いませんでした。
聞く所によれば昔は煙草や、線香なども使ったのだとか。
いいところドライアイスですが、地表面にしか拡散しません。
ですからライト効果を狙う使い方はできません。
今は大きなアマ劇団でも持っているくらい。
時代は変化しているのですね。


煙る舞台に映える光線。
華やいだ演出に欠かせません。
演じ手と同様に、音楽と照明が乱舞して演出をしてくれる。
いろんなモノが舞い踊ります。
それが舞台の魅力なのでしょう。
でもこの時季は辛いのです。

睫毛を涙で濡らし、目を赤くする。
シリアスは演目でないと、ちょっと変な客になるでしょう。
マスクの外れた人が増える中、居残り組の苦難は継続して行きます。


 

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