抜け殻のように [コラム・ぼやき]
社会人として如何なモノかと思います。
しかし昨日の影響が正直に、今日出たのです。
出るモノは出る。
どうにもならないのは、飲み過ぎの二日酔いと同じ。
倫理をかざそうと、モラルを問われても、結果に違いはありません。
つまり開き直っているわけです。
だからこそ、イイ歳をしたオッサンの手記として相応しくない。
でもこれも芸術系人間の、発現であり発言です。
気合の一週間分を、昨日使い切ってしまったのです。
頭も全く回転しません。
某ホラー映画のように、頭が逆向きにでもなれば、ウケルかも。
そんなオヤジ冗談も、夕飯を食べて漸く思いつくのでした。
昨日頑張った自分は、セミや蝶のように旅立って行きました。
実体のない成虫になった。
今の自分は抜け殻で、新しく自分を充填しなくちゃいけない。
スッからからですから、多くの物質を充填できる。
出て行ったモノは、過去の自分が集めた何かでした。
これからは新しい自分を作るために、多くの何かが必要です。
作品創作は、何も残さないことが大切だそうです。
芸術家や小説家も、作品創作手本にそう書いてあります。
出し尽くす。
何も残さない。
そうしないと、何も入ってこない。
出し切ることを、一切恐れてはならないのだそうです。
ですから無形である芝居や踊りも同じ。
全力で表現して出し切る。
そのかわり、こんな抜け殻で、疲労感タップリのオヤジが残るのです。
今しばらくは覇気のない駄目な中年をやらなくちゃならない。
次の開放日に向けて、充填するのです。
パンパンになっても、まだ詰め込むのです。
大解放するときまで、キッチリと押し込む。
そんな毎日が始まりました。
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