病気自慢 [運動・ヘルス・ダイエット]
どうしても年齢をを重ねると、やってしまうのが病気自慢。
疾病や怪我の自慢をしてもしかたないのです。
けれども「若い頃に」とか「今はカレコレで」と吹聴したくなる。
人が入らない場所で、得体のしれない機械で調べられたりする。
そんな経験を、未体験で知らない人に話しをしたい。
そんな衝動も、心理学でいうところの「自己承認欲求」の一つなのでしょう。
自分がどれだけの目に遭って来たか、同情して貰う。
知らない事を知っている優越感。
何かあったら、アンタを助け、アドバイスできる人だと宣言する。
簡単に考えただけでも3つくらい出て来ました。
私もブログで自慢話や同情を誘っているのでしょう。
何も毎日何か書かなきゃイケナイ訳も義務も務めでもない。
内側から湧き上がる衝動で、感じた事や考えた事を書き連ねています。
少ない読者の皆様に、何となく奉仕したり、自慢して満足しているのです。
PVや閲覧人数を見て、満足している。
これも軽い心の病と言えなくもありません。
芸術肌の人等は、自己表現とともに、承認欲求を満足したいのです。
文章を書くのも、絵を描くのも、彫刻するのも、芝居するのも、唄うのも同じ。
知らない世界を旅をしたいのも、帰宅後に待つ自慢話をしたいがためもあります。
見聞を広めたら、それで満足して黙ったままでいる。
それが出来る人が、立派な人なのでしょう。
聞かれたことだけ、相手に合わせて短い文章で対話する。
これこそが賢人の成せる技。
自分には永遠に訪れそうもありません。
さて自慢話を誰にしようかな?
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