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立派な人 [コラム・ぼやき]


立派な人になれと、昭和の時代に巷で流布された言葉です。

思うにそれらの言葉を言った人の考える『立派な人』とは?
考えてみたのです。
昭和に考えられていた、『立派な人』です。


アニメの主題歌で『♪ ○×△◇は偉い人、そんなの常識~♪』なるフレーズがあります。
この歌聞いて育った子供も既に三十代です。
本当に常識なのか?


『常識は疑え』という格言もあります。
文科省当たりでは推奨されない言葉ですが、私のような人間が吹聴したりします。
こうやって文字情報にしたりもします。

『大切なことは文字に書いてない』という格言もあります。
大切な物が何であるか、解説はありませんが謎として文字化されています。
常識は紙に書かれていないので、きっと大切なことなのだろうと思い込んでしまう。

言葉の怖さは、このような思考にあるようです。
関連しない言葉を、自己価値でつないで覚え込もうとしたりするのです。
ならば『常識を疑う』ならば、紙に書かれていないものを信用しない。
そのように言葉の意味が構築されてしまう。
私の言いたいことを、自ら否定して違う世界に誘うのです。
自己否定の世界観を肯定することになる。


本当は『偉い人』なんて、強い者の勝手な押し付け教育の産物。
民族とか、国家の洗脳物語でしかありません。
『偉い人』は、とんでもないヒトデナシだったりします。
良いとこ取りするから、偉人に見えたり聞こえたりするのです。

文字に書くと、字面をなぞるだけで真意を測れない。
だからイエスもブッダも、経典を残さなかったのです。
書面を信じてはイケナイ、偶像崇拝禁止をしていたのです。
孔子だって弟子への教えは口頭だけでした。
論語は弟子たちの集大成書物。
新約聖書も仏典も弟子の作った物を元に編纂されて来ました。


つまり『立派な人』は結果的に成って、初めてわかる。
立派になろうとしても、手段も方策も無いのです。
成るべくして成るのが、立派な人です。
たぶん、見ただけで感じられるでしょう、リッパかドウカ?
体から『にじみ出る』ものだと思うのです。


どう思います?




 

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