突然の別れ

「転勤です。今日でお終いにします」
趣味のサークルでの出来事。
何時もなら期末でのセリフですが、年の暮れ前に聞かされました。
驚きつつも、動じなかった私。
一見冷たいような人間かと思えるような、反応でした。


毎年人が少数入れ替わるのが習慣です。
二度と会わない人も、沢山経験して理解しているつもりです。
企業倫理に従い、転勤を迷いなく受け入れる人。
問題アリと転勤を拒絶する人もいます。
勤め人は二種類なのでしょう。
何処に帰属して、何処の所属を望むのか、人それぞれです。


様々な理由で集合・離散を繰り返す趣味の集まり。
来るものは拒まず、去る者は追わないのが趣味人達です。
一時の共有時間は、一瞬であり永遠である場合もあるのす。
一期一会なのですね。


続けていれば、もしかして何処かで出会うかも知れません。
趣味の集まりは、最高の人物を凡人に引き合わせてくれる。

別れの言葉も、出会うまでのサヨウナラであるのかも？


　

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