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混雑した室内 [驚いた事など]

「お一時間ほど、待っていただきます」
何も問い掛けしないのに、浴びされた言葉。
見回すと思いの外混雑していた待合室。
駐車場が一杯だった理由もわかる。

月に一度くらいの頻度で訪ねる、献血ルーム。
混雑気味は何度もあるけれど、混雑していたのは初めて。
受付番号も二十番後半。
開所一時間であり得ない集まり方だった。
未だかつて、見たことない光景に遭遇した。


よくよく見回すと、いつもと雰囲気が全く違う。
何か殺伐としたモノを感じる。
室内に居る人らは、勤労奉仕とかボランティアする人種でない。
明らかに得意質的な人の集まりに見える。

地元のプロサッカーの応援組のようだ。
集客に地元サッカーを利用したキャンペーンのメールが届いていた。
午前中に訪ねて、午後から試合のサポートをするのだろう?
そんな雰囲気なのだ。
試合が気になって、気もそぞろなのだろう。



地元から、平成の奇跡を起こして、J2に昇格したチーム。
出来た時には自分も喜んだけれど、サポータにはならなかった。
今一つプロチームを応援する、そんな人種に成れそうもなかった。
その奇跡の喜びは、今も部屋にポスターが存在することで、自分歴史になっている。
自分だってサッカー経験者なのだから、何かしらの気分は今も在る。



周りの騒然さとは別に、落ち着いた自分がいる。
血圧計の指す数値は、遥かに正常値を超えている。
心が何かに反応しているのだろう。
医師の問診時には平常数値に戻ったけれど、体が自然と反応していたのだろう。
自分の勘が危険信号を感じて、副交感神経を刺激してアドレナリンが出ていたみたい。
作家、芸術家体質とは、臨戦態勢にある自己が存在するみたい。
異常反応するから、創作活動ができるのだと、考えている。


昔の芸術家は妙に、戦争や紛争、政治や宗教に敏感だった。
だから突発的な行動が、物議を醸し出していたのだろう。
その気質が自分にも芽生え、今の自己を苛んでいる。
息苦しさを多く感じるのは、敏感足らんとする気持ちにある。
そのように分析して、感じているのだ。




思いの外披露して、センターを後にした私。
何か、今迄にない自分を感じた昼前後だった。
新発見に戸惑う私がいた。



 

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