先を行く者 [TV番組・映画]
今晩テレビを見ていて、自分と同じような考え方で苦しんだ人をみました。
何気なく見ていたテレビで、番組改変時季に普段見ない番組を見て出会う。
これをシンクロニシティーというのでしょう。
只の偶然ですが、自分には必然と思えたのです。
今晩お前がテレビを見るように、数カ月前から計画したいたんだ。
このように思えた訳です。
一人で答えを見つけられずに苦しむ。
沢山本を読んでも、自分の事ではない事実。
著者のみなさん達が、通り過ぎて振返り書いた本。
テレビ番組の登場人物も、年齢が上ですから通り過ぎた道です。
文字では、書かれた事しか読み取れません。
その人成りは、一見して目で見ないとわからない。
人は、体から人生を醸し出すのですね。
文字にならない伝達です。
「不立文字」と言うのだそうです。
多くの本を読んだ記憶を思い返せば、行間に書かれている背景が見える。
役者をしてたくせに、行間を読み取る力が全く無いのです。
読むために本を読んで過ごしてしまった。
得るべきものを探す為に読むべきでした。
だから沢山本読んでも、多くを吸収できなかったです。
またひとつ気付き、勉強になった今晩でした。
そして一つ知った事。
全てを捨ててみないと、自分に何ができるのかわからない事。
何かするためには、今までの全てを捨てないと、身に付かない事。
過去に縛られては、本当の自由になれないことでした。
何もできない事が骨身に沁みないと、何か出来ると勘違いしてしまう。
沢山書いてしまいましたが、たった一つの事です。
捨てなきゃワカラナイ。
そのことを先人がテレビで間接的に語ってくれていた。
感動してしまいました。
先を行く悩める人は、道標なのです。
でも自分から苦悩しないと、得難い感覚でもあります。
苦難苦労しないとわからない。
人の成長は、どんなに生きても痛みを伴うのですね。
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