待合せ場所に行けども? [道すがら]
昨年の年頭に、もう芝居はしないと宣言した私。
それを実行して、春からの舞台稽古を断ったことを書きました。
今月で足掛け三年芝居から遠ざかってしました。
その間に基礎練習等も一切やらなくなったのです。
全てを物書きに集中してきました。
あらゆるところで、文字世界に取り組み何かしら書き連ねてきたのです。
八月頭に、知り合いから情報を知らされたのがオーディション。
何となく申込んでしまいました。
てっきり皆で申し込んで、遊びに行くつもりだと思っていたのです。
ところが、会場には誰も来やしない。
思い付きの情報拡散だったのです。
昔からありましたね。
何時何処に集合して、何処かに行こう!
声だけ掛かって、集合場所には私一人。
昔だから携帯電話も無くて、連絡もできやしない。
後で問い質すと「都合で急に行けなかった」とか言い訳する。
「何となく」だから誰も来ないなんて不思議だと、恍けたりされる。
『何となく』でも「約束は約束だろう」と考える私。
「何となくは、何となくだろ」と約束ではないと考える知人たち。
意思の疎通が曖昧な結果、惨事を招くのです。
いったいどうしたことか?
そう感じたあの時、そして今回。
希望的な観測が自分の中に強かったのか?
期待する事柄を間違て受け取っていたのか?
考え過ぎ、もしくは思慮不足。
何か問題があるのでしょう。
歴史は繰り返される。
このような些事も同じことなのでしょう。
この顛末は何時かまたの機会に。
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