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その時の真実は、事実なのか? [雑多なこと]

その時の真実。
実は人間は真実を理解できないらしい。
起った事を後になって検証して、判断するしか術が無い。
瞬間瞬間に判断できる能力が備わっても、後の祭りみたい。
どんな訓練を積んでも、思考の先よりも事実は過去になり未来へ進行する。
素晴らしい判断をしたように見えて、遣り残し、漏れがあるみたい。
最近になって気が付いたことなのです。



老化現象で段々と思考能力が衰えてきています。
若い頃は経験が無いから、脳の反応が早くても判断できない。
経験積むと判断は付きやすいけれど、微調整する行動力が残っていない。
アレヨアレヨと時が過ぎてしまうのです。
傍観してしまう時間が増えた。
情けない気分は、若い頃よりも目が肥えた分だけ増しているのです。
ガッカリ、グッタリしてしまう。


そして記憶力や動体視力も衰えた今では、見たモノ現実が偽りに思えて仕方ない。
間違って見聞きした気分で、少しも落ち着けない。
背後にある自分の人生観や価値観が、思考の邪魔をするのです。
現場で見聞したことが幻の様に思えて落ち着かない。
後になれば成るほどに、見誤りしていないか、間違えていないか不安になる。
実際に痛い経験もしています。
間違いない!と思ったのに、すっかり間違いだらけに至っている。
そんな事が連続して起きたりもしています。
自己不信に至って、スッカリ元気が無かったりした。
もう立ち直れそうにないと思ったりもしたのです。


そんな経験が、今日になってブログのタイトルになった。
その時に何が起きたのか。
自分は知っているけれど、知らないのかも、間違っているのかもしれない。
確証を持てない。
疑うばかり。


でもいいのです。
その疑いが、老いて行く自分を活性化して行くのですから。
必要悪なのでしょう。



 

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