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買い忘れていた撥水剤 [乗り物系]


車を運転しない方には馴染みの無い御話です。

本日、久しぶりに自動車用の撥水剤を買いました。
昨年末から、オートバイの利用率が上がり、車に乗る機会が減っております。
それで窓洗浄剤を使う機会も減って、消費率が低下しました。
窓の洗浄剤を撥水剤にしている私です。

撥水剤は窓ガラスに油膜を塗布して、水捌けを良くしようとする溶剤です。
車の走行風圧で、雨粒を吹き飛ばす試みです。
雨が油の上で水球になるのを利用している訳です。

窓ガラスに油膜が付くと、虹色の被膜を付けてしまう。
すると見えずらいから油膜落としをします。
これは長年の常識でした。
常識を引っくり返したのが撥水剤です。
油で虹色にならなきゃ、雨が弾けていいだろうと着想した。
大したものです。


油膜はアルコール系のモノです。
ですからワイパーゴムのような、表面処理をしないゴムを劣化させます。
良い事ばかりじゃありません。
コストを考えると、通常の洗剤が望ましいこともあります。
価値観に何を優先するかで、使用判断になるでしょうね。

因みに油が一番落ちるのは、台所用の油落とし。
そのかわりに、ゴムや樹脂を一番痛める溶剤でもあるのです。
車が傷みやすい。
塗装にも剥離や艶落下が見られる、劇薬です。



話しが逸れてしまいましたが、撥水剤を使い切ったのが5月頃。
買わなくちゃと思いつつ、スッカリ忘れていたのです。
スーパーに行って、店頭で今日思い出したのです。

買わなくても生活に過大な支障はありませんが、失望のネタにはなります。
買い足せて良かったです。


若い頃には車に関心が傾いていました。
三十年くらい前は、若者の生態が車に傾いていた。
時代的なものです。
二十五年位前に登場したのが撥水剤。
運転がらくになったと大喜びしたものです。
成分がワカラナイから貴重品でした。
今では大量に安価に手に入ります。
分析されてコピーされるのが、人気商品。
アイデアは直ぐに廃れて陳腐化するのです。


何時か加齢で自動車の運転しなくなる日もくるでしょう。
さして遠くない未来のことです。
その頃には揮発油エンジンも無くなっているでしょう。
既に需要と供給が逆転しそうな石油です。
近い将来は水素や電気、ガスが主流になるのです。
公共機関も貧困に合わせて、盛隆するでしょう。
もう若くない頃には、世の中がどの様になっていることでしょう。




 

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