命の重さ 1 [雑多なこと]
タイトルの言葉を聞くたびに空々しく感じる私です。
映画の一部やトンデモ本には、命の重さは数グラムと書かれています。
人が亡くなると、体重が一瞬に軽くなる。
それが数グラムだと、検証により実証されたとか。
解剖学の関連本を読むと、人が死ぬ瞬間なんてないとあります。
徐々に亡くなる状態に移行して行くだけで、何時死んだとは言えないのだとか。
脳死も人が決めた基準であって、生きて居ると言えば生きて居る。
らしいです。
呼吸が止まって、心臓停止して、瞳孔が開いて、脳波が検出されない。
これで死亡確定です。
でもそこから、髪が伸びたり、髭が伸びたり、新陳代謝の現象もあり得る。
火葬場で御棺内で人が暴れることが、時折あるとか。
筋肉が弛緩して動くなんてザラらしいです。
何時死んだのかなんて、誰にもワカラナイ。
それで古刹とか行くと、人の死に様が描かれている。
完全に骨になれば、死んだと言えるかも知れない。
その程度の判断しかできないのだそうです。
つまりそれまでは生きていると言われれば、そうかもねと合意してもいい。
でも反射反応が無ければ、死んだと決めてもいいのでしょう。
魂があって、体から抜け出て行く様が観られたら簡単に判断できる。
そう思えますね。
バイバイ~って。
一昨年から家ネズミの被害に出会う自宅です。
築四十年近いから、出ても不思議じゃない。
その度にネズミ取りや、ネズミ毒を撒くのです。
自宅周辺には春になると土竜の被害が出る。
放置されたトンネルを、ネズミが走り出没するのでしょう。
いくら対策しても、後方支援されているから絶えないのです。
ネズミ取りでモガキ苦しむネズミを何度も見ながら思う。
次のゴミの日は?
命の重さは何曜日という思考に象徴されるのです。
最初は命を奪う行為に苦しみましたが、慣れました。
殺す行為に罪悪感は無い。
違和感が残っていますが、そこまで。
慣れは怖いもの。
人の命、ネズミの命。
哺乳類としては同等です。
価値観はどこに合わせるべきなのでしょう?
答えは永遠に出ない。
これが今の自分の判断基準です。
命の重さ?
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