新製品登場

消費税が上がることは前からわかっていました。
今までは税込価格の内税でした。
額面表示が価格だと思い込んでしまったのです。
来週からは新年度で、価格は据え置きでも、支払は増える。
商品価格が値上がりしたように感じるのです。
増えたのは税金で、値段が変わった訳じゃない。


ところが、支払額が増えるから、値上がりしたように感じるのです。
知識はあっても、意識は変化しないのです。
思考回路は急激には変わりません。
脳の神経細胞の特徴だから仕方ない。
コンピュータみたいに、ソフトウェアで制御している訳じゃない。
考え方は、習慣によって出来上がった、脳の神経活動の癖で決まるのです。
脳は、アナログ機械式の、デジタル情報の計算機なのです。
面倒な構造で、変化が嫌いな特徴があるのです。


そんな癖がある脳を持つ大衆。
商売側は、従来の商品を継続販売すると、値上げされたみたいに感じてしまう。
コストの問題があるから、価格は下げられない。
そんなことしたら損する場合も考えられるのです。

ならば、どのようにするか。

一番簡単な方法は、新製品を出すこと。
機能は変化していないようでも、見た目を変える。
もしくは見た目は変えないで、機能を変える。
両方変える手もあります。
更に廃盤にして消滅させる。
四通りの方法が考えられるでしょう。

新製品にしない場合です。
定番品は捨てられないから、価格据え置き。
便乗値上げする手もあります。
製造ライン等のコスト見直しで、価格引き下げもあり得ます。
弱い所を突いて、もっと弱らせて、便乗値下げする可能性もあります。

今日、偶然目にしたのが、新製品にすること。

一割価格を引き上げて、機能を増やした。
来月から売価改定なのに、もう販売していた。
値札変えるのが忙しいでしょうにね。
新しいものは早く売りたい希望もあるでしょう。
販売戦略は様々ですね。


そんなの見ると、心が動かされます。
もう、販売戦略に引っ掛かってしまったみたい？





　

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