SSブログ

脳味噌切替 [驚いた事など]

何事も慣れると無意識に手足が動くモノです。
熟練とか手練れとかは、無意識の領域です。

不慣れとか覚束ないとかは、悪い意味で使われます。
下っ端とか、使えない奴を指す言葉です。


だから皆さん頑張って熟練の域に行きたがるのです。
こんなに成長していますとか、素晴らしい技の冴えとか披露したい。
人の性です。


ところがよく考えてみると、両社共に問題がある。
最近気が付いた私です。
熟練とか手練れは、欠点の宝庫でもある。
何かに突出することは、何かを失う事でもあります。


覚束ないと、段取りを踏んで確実に行おうとする。
遅いだけで回り道しません。
慣れると早いのですが、意識に行動が反映されない。
途中で急制動とか、転換とかできません。
スポーツカーみたいなものでしょう。

それに無意識なので、何か段取りが増えるとミスが増えます。
意識外で行動しちゃうから、汎用性が無くなる。
汎用性を得るには、一から意識の組み直ししなくちゃ駄目。
一旦ひかれたレールは簡単に修正できません。
無理な手入れは歪みを生んで、一から作るより手を入れることもある。
何でも慣れたらいいってもんじゃない。
それに何も考えなくなるから、仕事の記憶が残りません。



ちょっとだけ遅くても、汎用性に向けるか、専門家になるか。
どちらが優れている訳でも、優秀でも無いのです。
違いは自分がどの様な人物になりたいか。
それだけみたいです。
判断基準にも良否が無い。
悩みどころなんだと知ったのでした。


それで、少し考えて立ち止まった私です。




 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

偽物の利用転倒防止 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。