隠れ道

朝、出発前から雪になりました。
このブログを書いている時点で、１０ｃｍ程度の積雪です。
白い地面を見ながら、憂鬱な気分になっています。


万里の道も一歩から。
千里の道は、９割をもって半分とすべし。


距離にマツワル格言は有名ですね。
日本人の道好きも、格言から見えるようです。
私も若い頃は地図マニアで、近隣等の国土地理院地図を購入しては眺めていました。
最近はカーナビや、衛星画像がスマホやパソコンで見られるようになりました。
眺めると、リアル過ぎて情報過多で面白くない。
ファーストルッキングだけが、唯一感動できました。


地図はサスペンスです。
情報が多すぎると、犯人も犯行動機も見えてしまう。
隠す部分の想像をすることが醍醐味です。
何でも見え過ぎは面白くない。
面白がるのは、知恵の少ない者の証拠だったりするのです。
バレ過ぎを喜ぶのは、幼稚な行為です。



実地で走破した道を、後で確認する。
プチ冒険です。
車でも、バイクでも自転車でも、徒歩だっていい。
ミステリーサークルは日常に存在している。
知らないことは冒険なのです。
探検隊気分を味わえる。


最近は本屋でも地図が衰退して、面白くない。
分り切ったことは安心ですが、少しも心をクスグリませんね。




　

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