雪かき楽し

何事も、限度を超えるとオカシクなるもの。
夕方前から雪掻きを初めて、日が暮れても行っていました。
簡単な雪よけのつもりが、心配事が増えて二時間半。
大袈裟な行動に相成ったのです。

里に暮らす人なので、雪に対する認識が甘いのが難点です。
仕事で雪国に生かされて、現地の方々に薫陶を授かりました。
そして現実の雪を、一時とはいえ何度も味わった。
スキーで毎週雪国にも訪れていた。
山と里の中間認識を得るに至ったのです。

ですから、庭木や荷物小屋、自転車ハウスにベランダスレート。
気にすれば注意が切れることは無いのです。
雪国ではしないような建築構造なのが里です。
雪の被害は甚大なモノになる可能性がある。
雪降ろし、雪掻きして懸念を払うしかないのです。

ところが隣近所は皆、雪景色見るだけで出ても来ない。
道具も持っていない。
準備がなっていないのです。


夕暮れ過ぎで３０ｃｍ超えの積雪。
積もり過ぎれば、雪害が待っています。
危機感、危機意識が欠落しています。


痛い想いしたくないから雪掻きしましたが、体が悲鳴をあげていました。
作業中はハイ状態で、冷たく寒く辛いけれど楽しかった。
家に中に呼び戻されて、しばらくしたらグッタリしてしまったのです。
辛い環境に、脳内麻薬が噴出してケアしてくれたのでしょう。
低体温や凍傷に注意しなくちゃいけない状態でしたね。


明日の朝も雪掻きしなくちゃいけません。
ウィンドブレーカや、ゴム手袋を乾燥させなきゃいけません。
雪国みたいに乾燥室がないから、暖房で温め乾燥します。
服装や装備のケアもする。
結構大変なことになった週末でした。





　

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