犬の散歩 [道すがら]
犬に睨みを効かされてしまいました。
一人散歩中の犬にです。
近目な犬ですが、物思いに耽って高速道路を見つめていました。
そこに通り掛かった私です。
畑のあぜ道に犬が一匹。
毛並みのよさそうな壮犬でした。
いつもの散歩道で一度も遭遇したことない犬。
今時、田舎にだって野良犬はいません。
山からノラ猪や、ノラ狸が出て来ても犬は居ない。
そんな不自然な時代が、今の田舎です。
はぐれ犬は貴重な存在です。
つい見惚れていたら、視線が合ってしまった。
数秒睨まれて、犬の方が去って行きました。
仕方ないので、自分も立ち去ることにしたのです。
そこに佇む理由も無い。
犬は一匹何を想い佇んでいたのか?
明るい静かな午後の陽ざしの中。
不思議な邂逅でした。
それを見て、自分は何を感じ取ったのか?
それもわからない。
ただ印象に強く残っていたのです。
一人散歩中の犬にです。
近目な犬ですが、物思いに耽って高速道路を見つめていました。
そこに通り掛かった私です。
畑のあぜ道に犬が一匹。
毛並みのよさそうな壮犬でした。
いつもの散歩道で一度も遭遇したことない犬。
今時、田舎にだって野良犬はいません。
山からノラ猪や、ノラ狸が出て来ても犬は居ない。
そんな不自然な時代が、今の田舎です。
はぐれ犬は貴重な存在です。
つい見惚れていたら、視線が合ってしまった。
数秒睨まれて、犬の方が去って行きました。
仕方ないので、自分も立ち去ることにしたのです。
そこに佇む理由も無い。
犬は一匹何を想い佇んでいたのか?
明るい静かな午後の陽ざしの中。
不思議な邂逅でした。
それを見て、自分は何を感じ取ったのか?
それもわからない。
ただ印象に強く残っていたのです。
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