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日本デザイン恐るべし [乗り物系]

グローバルに製品の展開がなされるような時代です。
どの国でも商品は文化を送り込む先鋭帯。


日本のデザインが浸透してきたなと思ったのがハリウッド。
トランスフォーマーの予告編を見た時に感じましたね。
最初は日本の特撮を米国でしたのかと思った。
日本アニメの影響が、米国デザイナーに及んでいる。


そして今年のモーターショウ。
欧州の電気仕掛けの自動車は田宮のミニ四駆そのまま。
田宮でデザインしたのかと思ったくらいです。
欧州のデザイン実務部隊も日本アニメの愛好者なのでしょう。
違うかも知れないけれど、そう感じるのです。




人は見たモノ、聞いたモノ、触ったモノの影響を受ける。
どのような創作をしようとも、過去から逃げられない。
人の限界点がそこにある。
自分もそれに悩んでいるのです。




過去を越えることは永遠にできない。
人の内部には自分でさえ手を加えられない。
オリジナルを作ろうをするほど、見たことあるものになる。
ノロイです。
目新しい。見たことない。聞いたこと無い。
全ては過去の産物です。
凄いモノを作ったつもりでも、探すと必ずどこかに存在する。



幽霊話に「7代先まで祟る」がありますが、そんな感じ。
オリジナルなんて存在しないのです。
偶然しかない。
それは人に作れないもの。
偶然は得てして美しくない。
人は過去の記憶でしか美を決定できない。
偶発のオリジナルは大抵バケモノです、否定されるだけ。




この二重のジレンマの中で創作活動するのが後人なのです。
先人には絶対に勝てないのです。


偶発の偶然に美を獲得できた幸運な者が先人となる。
努力や苦労の外のお話し。





それでも自分が起点であるように頑張るだけ。
運の良さも、機会の多さが補ってくれるかも。
それを信じて、日々精進するだけなのです。





 

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