地下通路

田舎者丸出しでもないでしょうが、都内の地下通路は迷子の元。
永い事東京に住んで仕事していても、使わない駅の地下街はワカラナイ。
知らないところなのに知っていたら神様ですね。



最近は携帯電話のナビゲーションも存在します。
それで案内して貰えれば知らなくても何とかなるか。
機械やシステムの精度次第でしょうけれどね。



自分が太陽や山を基準にして脳内地図を描いていたと理解しています。
その切っ掛けは数年振りに都内を車で走ると迷うこと。
ナビゲーションを搭載しているから使えばいのでしょう。
知っている場所に行くなら設定なんかしない。
曲がるべき交差点を曲がればいい。



ところが建物や道が構造的に変化したり、視界奥に新しい建物が出来る。
そうなると自分の場所を見失います。
建物の色や模様替えも駄目。
太陽が隠れたらヤッパリ迷い不安になる。
風景の記憶違いが混乱を生むのです。



ほとんど何も変わらない場所なら１０数年ぶりに行っても迷わない。
視野に入った何かが基準点の記憶に入るらしい。
そう考えると合点が行くのです。
同じ場所でもバスとかに乗って行くと位置が不明になる。
自分の推測に確証を得たのです。

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